「商店街若者協働プロジェクト」事業案
1.事業目的
これまで機会の少なかった地域の将来を担う若者の発想と活力を積極的にとりいれ、商店街が若者と協働して、北区における商業の衰退、人口減少などに伴う街の活力の低下を食い止め、商店街の賑わいを創出するため。また、若者の地域における社会経験や世代間交流の機会を提供し、地域の将来を担う人材づくりやつながりの創出につなげるため。
2.事業内容
これまでの商店街と若者との意見交換を通して提案された、若者にとって魅力ある商店街のアイデアをもとに、さらに多様な主体による意見交換を重ね、若者の発想や活力を取り入れて具体的な事業計画の作成に向けて内容を検討する。
≪平成27年度事業による提案内容≫
@【商店街内の新しい拠点の開設】⇒事業内容についてさらに詳細検討
A【イベントに絡めた新しいソフト事業活動】⇒事業支援体制の構築の面から検討
B【地域と若者をつなぐコミュニケーションツール】⇒可能な範囲で具体的に着手
C【居住環境の改善を含む世代間交流】⇒今年度本事業検討対象外
3.事業計画
(1)事業の進め方
@学生をはじめ若者を中心としたチームの組織化とワークショップの実施
A商店街・地域・若者からなる「合同ワークショップ」の開催
B必要に応じた商店街・事業への適切な認識を得るための研修・調査・視察等の実施
C魅力ある商店街づくりのための具体的な「事業計画書」のとりまとめ
(例:目的,コンセプト,概要,想定効果,主体,担い手,費用,資金計画,スケジュール,等)
(2)事業を進めるにあたっての注意点
@女性(特に子育て世代)や若手青年部層の参加または意見聴取の機会創出
⇒日付・時間・場所・手法等の工夫
A若者が闊達に意見を述べることのできる場づくりへの配慮
B大学生以外の地元の若者(高校生・中学生・青年部等)の参加
C効果的なPR手法の工夫(PR手法自体に若者視点を取り入れる)
D若者にとって購買したくなる魅力ある商店街の視点に限らず,若者の視点から広くターゲットを想定し魅力ある商店街の模索を行う。
≪若者主体の活動とするために≫
@プロジェクト名の命名
A若者目線からの本事業(メンバー募集含む)及び商店街のPR方法の提案
Bその他、事業全般において可能な限りの若者の発想の積極的な活用
(3)スケジュール
<Step1>4〜5月
・継続参加の学生を中心とした募集・PR活動の実施とアイデアのさらなる検討
⇒今年度検討していくアイデアの絞り込み(方向性の共有)。
<Step2>6〜8月
・具体的な提案を進めていく事業コンセプトの共有と事業内容の検討
・8月末の自治協議会「区づくり予算」提案に向けた事業計画のとりまとめ
<Step3>9〜12月
・事業化に向けたより詳細な事業計画のとりまとめ
・事業化に向けた各種関連補助制度申請等の資金確保や事業体制の構築
<Step4>1〜3月
・事業主体による拠点整備に向けた準備作業
4.事業主体
◎豊栄駅前通商店街振興組合:事務局運営,ワークショップへの組合員の参加
◎地域関係団体(大学,高校,コミュニティ協議会,等):事業への参加及び募集協力
◎北区産業振興課:事業窓口,事業支援,事務局運営サポート